好奇心と冒険心豊かな心 ときめく生甲斐を模索したいものです

ご挨拶


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 1997年8月に開設、2007年8月に全面改訂したものです。17歳の時の作品が一番下に入れてあります。ジャンル別最下段に「両親tと妹たちのページ」も作りました。

 2018年2月に、自分史「国際金融人・岡部陽二の軌跡~好奇心に生きる」を上梓しました。アマゾンのKindle版の電子書籍も刊行、このホームページにも全文をアップしました。ジャンル別では左欄の一番上に「目次」順に33編に別けて入れてあります。

 銀行勤務36年のうち、13年半を英国ロンドンで過ごしました。時あたかも、金融ビッグ・バンと民営化を柱とするサッチャー改革やベルリンの壁崩壊に始まる東西冷戦の終結、EU統合の進展を背景とした政治経済の転換期でした。そのような時期に、ロンドンに駐在して欧州のみならず、中東からアフリカまでをカバーして、国際金融の真髄を垣間見ることもでき、得がたい経験を積むことができました。

 銀行退職後に、思いがけずフルタイムの大学・大学院教授として医療経営論などを担当、これまでの経験とはまったく分野の異なる医療経済・経営の教育・研究を手掛けることになりましたのは、私にとっては人生を二倍に生きることが出来たような幸せでした。

 自分史には、生い立ちに遡って、記憶に残っている主な出来事を網羅した積りですが、読み返して見るとまだまだ書き足らないところもあり、これから補足して参ります。

     自分史にひらく一輪梅の花  陽二

2018年2月吉日


略歴

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最新の作品

2024年9月09日

「私の履歴書」トニー・ブレア

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 私の履歴書・トニー・ブレアのスライド~ここをクリックしてください

 2024年9月9日に、吉田勝昭氏主宰の「私の履歴書」研究会で2012年1月に30回にわたり連載されました43歳の若さで首相に就任しましたトニー・ブレア(Tony Blair)元英国首相の「私の履歴書」について解説しました。そのスライドを添付します。
 日経の「私の履歴書」に登場しましたのは、英国人としてはマーガレット・サッチャー元首相とトニー・ブレアの二人だけです。

 私の在英期間は、ほぼサッチャー元首相と一致しておりましたので、彼女の演説は何十回も聴きました。他方、トニー・ブレア元首相は馴染みが薄く、今回彼の退任後に書かれました膨大な「回顧録」を読んで、彼の業績を再認識した次第です。

 トニー・ブレアは、労働党の党綱領から、生産手段と輸送の国有化を削除して経済政策を自由市場経済に転換する「第三の道」と呼ばれる路線に変更、これが功を奏して、1999年の総選挙で労働党を地滑り的勝利に導き、2007年まで第73代イギリス首相を務めました。

 彼の政権は、教育や年金・医療の改革、そして北アイルランド和平プロセスの推進など、多くの成果を挙げました。

 なかでも、特筆すべきは政権最後の2年間に行ないました「私的年金の全企業への自動加入制度」の導入でした。これは、国の基礎的年金は維持し、その年金を個人の努力で積み増すことができる画期的な仕組みでした。ところが、「この改革はメディアでも大きく報じられることはなかった」とブレーア元首相自身、「私の履歴書」で、苦言を呈しています。

 なお、サッチャー元首相につきましては、「サッチャー時代の英国に学ぶ」と題したエッセー"https://www.y-okabe.org/memory/post_65.html"を入れておりますので、併せ覗いてみてください。












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