2018年11月15日付け毎日新聞夕刊(東京本社版)文化欄の「人・模・様」(ひ・と・も・よ・う)に自分史「国際金融人・岡部陽二の軌跡~好奇心に生きる~」が紹介されました。「元銀行マン、充実の自分史」(下掲)と題して、本書の刊行を評価していただき、感激しております。
旧住友銀行(現三井住友銀行)元専務の岡部陽二さん(84)=写真=が「国際金融人・岡部陽二の軌跡~好奇心に生きる~」と題する190ページの自分史をまとめた。「多くの人とのネットワークがあってこその人生だった」と振り返る。
社交団体の会報に、旧満州(現中国東北部)で過ごした終戦前後の思い出を寄稿。それを目にした娘が父親の体験について全く知らなかったことに衝撃を受け、生涯の記録を残そうと思い立った。
プロの編集者から助言をもらい、「より客観的で正確な記述を心掛けた」。母の行商を手伝った旧満州時代、妻との出会いや子供の誕生、13年半のロンドン駐在生活、意図せぬ大学教授への転身-。自身のホームページ(HP)で11年前から、エッセーを書きためていたことが役に立った。
書籍化するとともに、HPで全文を公開。知人や親戚からの評判は上々だが、読み返すと「会社や仕事について、まだまだ書き足らない」。今後、HPで補足していくつもりだ。 「窪田淳」
(2018年11月15日、毎日新聞夕刊4ページ「人模様」)