好奇心と冒険心豊かな心 ときめく生甲斐を模索したいものです

ご挨拶



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 2018年8月16日付けにて、自分史「国際金融人・岡部陽二の軌跡~好奇心に生きる」をアップしました。ジャンル別では左欄の一番上に「目次」順に33編に別けて入れてあります。

 銀行勤務36年のうち、13年半を英国ロンドンで過ごしました。時あたかも、金融ビッグ・バンと民営化を柱とするサッチャー改革やベルリンの壁崩壊に始まる東西冷戦の終結、EU統合の進展を背景とした政治経済の転換期でした。そのような時期に、ロンドンに駐在して欧州のみならず、中東からアフリカまでをカバーして、国際金融の真髄を垣間見ることもでき、得がたい経験を積むことができました。

 銀行退職後に、思いがけずフルタイムの大学・大学院教授として医療経営論などを担当、これまでの経験とはまったく分野の異なる医療経済・経営の教育・研究を手掛けることになりましたのは、私にとっては人生を二倍に生きることが出来たような幸せでした。

 自分史には、生い立ちに遡って、記憶に残っている主な出来事を網羅した積りですが、読み返して見るとまだまだ書き足らないところもあり、これから補足して参ります。

 2006年3月、7年間お世話になりました広島国際大学を去るに当たり、これから実社会で力強く活躍してほしい若人諸君に私の好きな高浜虚子の句

     春風や闘志いだきて丘に立つ       虚子

を餞として贈りました。大学を定年退職し、48年間にわたるサラリーマン生活に終止符を打ちました昨今の心境は

     古稀といふ春風にをる齢かな       風生

といったところでありますと、記しました。

 ところで、人口に膾炙されておりますかの米国の詩人・サムエル・ウルマンの「青春」が、最近手島佑郎氏の手によって次のような新訳で紹介されています。

     青春とは怯懦に克ち、興味に向かう気性横溢せるの意なり
     安逸を貪る心を越えて冒険する勇気なり
     是れしばしば齢二十の若者よりも齢六十の人物に存せり
     何人も年を重ねるによりてのみ老けるに非ず
     我等もろもろの理想を見捨つるによりて老いるなり

 この詩に肖って、加齢を言い訳とすることなく、好奇心と冒険心豊かな心ときめく生甲斐を終生模索したいものです。

  2018年8月吉日


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最新の作品

2018年10月18日

勇気をもって挑戦する姿勢

        大和みどり

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 さまざまな苦難を乗り越え、こんなにも熱く色濃く生きて来られた岡部陽二氏の栄光の軌跡を読了し、感動のあまりしばらくは茫然といたしました。

     トンネルの灼熱地獄無蓋貨車

     疎開貨車降りて捕虜たり敗戦日

 ご母堂のこの二句からも察せられる通り、終戦間際に侵攻してきたソ連からの満州逃避行の序章は息つく間もなく読み継ぎました。

 その過酷な日々は当時十一歳の岡部少年にして、誰にも頼れない、何でも自分でやるという意識が育ったと述懐しておられます。思えば岡部氏の原点はここにあったのかもしれません。

 ロスアンゼルスをふり出しに国際金融分野に総力を発揮された長き歳月、激務の中を越えて来られた、その体力、精神力、探求心、好奇心には感服するばかりです。 

 時あたかもノーベル医学生理学賞に本庶先生が受賞されました。本庶先生は既存に甘んずることなく絶えず好奇心を持ち、勇気をもって挑戦する心を語られました。

 まさしくそれは岡部陽二氏の生き方そのままと重なりまして、私の心を熱く震わせました。 

 ことに嫌なことに背を向けず、何事にも邁進されることに教えられます。

 船酔いを解消するため京大ヨット部に入部され、配属の部署に面白さを感じられないときは、英語検定に挑戦、日米会話学院へ留学の道を自ら切り拓かれるなど、枚挙にいとまありません。

 中でも若くして、住友銀行七十五周年記念の懸賞論文に最高賞受賞。これは規制に対する挑戦であり、住友銀行の国際化はここに始まり、いよいよ岡部氏の活躍のスタートが切られたのでした。

 鉱物採集、ゴルフ、囲碁、真向法、水泳、切手収集など、超人的趣味の多彩には絶句です。仕事一途に自分を追いやらず、心を遊ばせるという英智あればこそ。

     自分史にひらく一輪梅の花   陽二

 あとがきの一句に心打たれつつ、陰になり日向になり岡部氏を支えてこられた賢明なるご令室のすばらしさを思うばかりです。

(2018年10月18日付け、Amazon電子書籍:Kindle版、定価:500円(税込み):カスタマーレビューへの一読者からの投稿)








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